代表メッセージ

弊社は感染症に特化した抗菌剤の研究開発を行う企業です。
MRSA(methicillin-resistant staphylococcus aureus)は、1990年代以降世界各国の医療施設で広く蔓延し、院内耐性菌感染症の最も主要な原因菌として臨床上の大きな問題となっています。感染症領域は世界の医薬品市場売上の8%以上を占めているにも拘らず、世界中の大手医薬品企業からは大きく見過ごされているのが現状です。

MRSAに対する薬が限られている中、多剤耐性菌による感染症は世界中で大変深刻な問題となっています。
弊社研究開発中のLotilibcin(ロチリブシン)は1994年に日本国内の土壌中から発見された新規構造・作用メカニズムを持つ全く新しい分類(デプシペプタイド系)の抗生物質です。本化合物は狭域抗菌スペクトルや血清タンパクとの結合による抗菌力増強など特有のプロファイルを持ち、標的菌のMRSAに対し臨床での第一選択薬バンコマイシンを含む全ての抗菌薬を上回る強力な抗菌活性を示します。

現在、弊社では特許取得済みの注射用製剤について、米国で臨床開発(PhaseⅠ)を実施しています。

弊社は、患者の治療とQuality of Life向上に役立つことを使命とし、社会への医療貢献を通じて持続的な株主価値創造を目指しています。

当ウエブサイトが、弊社の使命、概要、製品、研究開発、業務やマネージメントチームの中味についてのご理解の一助になれば幸甚です。

京都バイオファーマ製薬株式会社
代表取締役 所 源亮